「治療方法が変わり経過を見ていた時、自分の眼圧を把握することができてよかったです。もし眼圧に異常があれば、医師に相談でき、医師はパソコンで眼圧値を確認し、専門的な意見を教えてくれました。」
緑内障とは？世界では約8000万人の患者がいるといわれています。
緑内障は視神経の慢性疾患で、進行性のある病気です。最終的に重度の視覚障害や失明に至る場合もあります。
緑内障の初期段階では無症状のケースが多く見られます。症状が進行すると、片目または両目がはっきりと見えにくくなっていることに気がつきます。初期段階では無症状であるため、病気に気づくことができるのは緑内障患者のうち二人に一人だけだといわれています。
緑内障になりやすい人とは？
緑内障の原因はいまだに解明されていませんが、いくつかの危険因子は特定されています。一つ目の危険因子は眼圧の上昇です。しかしこれは治療ができます。
もう一つの危険因子は年齢です。緑内障は40歳未満の方にはほぼ見られませんが、50歳以上では2％、75歳以上では5％の人が緑内障を患っているといわれています。つまり緑内障の発生率は年齢とともに高くなっていきます。また遺伝も危険因子となり、緑内障と診断された近親者がいる場合、発症率は3～9倍となります。その他にも重度の近視や遠視、薄い角膜なども緑内障の危険因子として挙げられます。
自分の眼圧をよく理解すること
緑内障における危険因子の中で、唯一予防可能なものは眼圧の上昇です。眼圧は10〜21mmHgが正常値であるとみなされます。眼圧が22〜29mmHgであった場合、正常値の場合と比較して緑内障のリスクは10倍となります。眼圧が30〜35mmHgであった場合、正常値の場合と比較して緑内障のリスクは40倍となります。
眼圧が上昇すると、緑内障になる確率が上がってしまう理由は二つあります。一つ目は視神経繊維に直接圧力がかかるためです。二つ目は視神経乳頭の血流や代謝に悪影響を与えるためです。
眼圧測定で高い数値が出た場合は、眼科医に相談することをお勧めします。
また、眼圧の上昇だけでなく、眼圧の変動も緑内障に関係しているといわれています。健康な眼では眼圧の変動は小さく、緑内障の眼では変動が大きくなることがあります。眼圧が最高値となるのは、昼夜を問わず、いつでも起こりえます。
緑内障治療において、眼圧測定をこまめに行うことが重要な理由
昨今の緑内障治療は、眼圧を下げることが唯一の方法です。治療の第一の目的は、緑内障による視覚障害を防止することです。進行の度合いにかかわらず、眼圧を下げることが治療の基本となっています。一般的な治療の目標は、20～30%または少なくとも20mmHg以下まで眼圧を下げることです。
そして緑内障の最も一般的な治療法は、目薬を使用することです。こうした薬物療法の効果は、視野検査の他に眼圧測定、視神経乳頭や神経線維の撮影・確認することで検証されます。薬物療法が適さない、または効果がない場合、レーザー治療や手術治療が検討されます。
緑内障を早期発見するには、定期的な眼圧の測定が重要です。緑内障を早期に発見し、治療と経過観察をしっかりと行うことで、一般的には治療後は良好になります。しかし緑内障の発見が遅れると視覚障害のリスクが非常に高まります。
特に緑内障を患っている眼は、昼夜を問わず、日によって眼圧が大きく変動することがあります。そのため、病院の診察時間内でのみ時々眼圧を測定するだけでは、重要な眼圧のピークを見逃してしまう可能性が大いにあります。医師が十分なデータに基づいて迅速な意思決定を行えるよう、iCare HOME2を使用することで、重要な情報をすべて得ることができます。
本サイトの情報の参照先：the Glaucoma Research Foundationおよび 世界緑内障連名（WGA）glaucomapatients.org, glaucoma.org
iCare HOME2
• 正確な測定結果を得るための先進的なテクノロジー
• 調整可能な額あてと頬あてが備わった、人間工学に基づく使いやすいデザイン
• キャリブレーションや複雑なメンテナンスは不要
• ライトガイドとディスプレイ表示により眼圧の測定をサポート
• 測定エラーの際も原因を表示
• コンパクトで軽量、持ち運びに便利。専用ケース付き
よくあるご質問
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眼圧計の洗浄方法を教えてください。
水で湿らせた布またはペーパータオルを使用して表面を清掃ください。
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眼圧の数値は何を示しますか？眼圧の数値について、どんなことに注意すべきですか？
眼圧(Intraocular pressure – IOP)とは眼球内の液圧のことです。眼圧は眼の健康状態や緑内障の一つの側面に過ぎません。眼圧の数値だけでは、緑内障の正確な診断や経過の観察はできません。しかし、眼圧を下げることは緑内障の進行を遅らせるための唯一の方法です。
日々の眼圧の変動を正確に把握することは、医師が患者一人ひとりに沿った治療方法を計画するのに役立ちます。眼圧が気になる場合は、自分にとっての眼圧の正常値がどれくらいなのかを医師に相談してください。緑内障は患者一人ひとりによって異なります。
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測定時に痛みを感じますか？
測定時に痛みはありません。軽いプローブが角膜に一瞬触れるだけですので、測定の瞬間に気づかない方もいます。
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旅行先に眼圧計を持っていけますか？
可能です。どこにでも眼圧計をご携帯いただけます。
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取扱説明書等はどこで見られますか？
付属のUSBメモリで全種類の取扱説明書が確認できます。USBメモリはiCare HOME2の携帯用ケースの中にあります。また、本ホームページ内でもデジタル版をダウンロードできます。
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医師に測定結果を共有するにはどうしたらいいですか？
複数の共有方法があります。
モバイルアプリiCare PATIENT2を医師に見せる
パソコンから結果を印刷またはメールする
測定結果を医師がオンライン上で確認できるよう、医師にiCare CLINICソフトウェアを利用登録してもらう -
どれくらいの頻度で眼圧計をキャリブレーションすればいいですか？
iCare HOME2は、定期的な保守点検やキャリブレーションは必要ありません。保守点検が必要だと思われる場合は、製造元またはお近くの販売店にお問い合わせください。
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どれくらいの頻度でプローブを交換すればいいですか？
プローブは単回使用（両眼の測定で1回とします）のみに限ります。両眼1回ずつの測定でプローブを1本、1回ご使用ください。どちらかの眼が炎症を起こしていたり、感染症にかかっていたりしている場合は、まず健康な眼を先に測定して下さい。
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どれくらいの頻度でプローブベースを交換しますか？
測定の正確性を維持するためにも、6ヶ月ごとの交換を推奨します。
患者様のお声
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「iCare HOMEは小さくて運びやすい。そして非常に使いやすく、たったの数分で眼圧を測定できる。」
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「iCare HOMEを使ったことで視力を維持する事ができました。自宅で測定した眼圧値をもとに、医師が治療方針を変更し緑内障の進行を遅らせることができました。
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購入方法
iCareの製品やサービスに関連することは、お近くのiCare認定販売店がサポート致します。在庫状況、価格、スペアパーツ、技術サポート、使用方法のトレーニングなどを含みます。
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